vol.72 高地×クロスカントリーで鍛える!aileランニングクラブ水上村合宿

合宿地に水上村を選んだ理由

熊本県の豊かな自然に抱かれた球磨郡水上村は、青山学院大学陸上競技部、大牟田高校駅伝部などの強豪校や実業団の選手たちの合宿拠点となっています。
その理由は、水上村はアスリートのサポート、特に陸上競技に対するサポートに注力しており、スポーツブランドのプーマと協定を結んで「スポーツ合宿の郷づくり」を推進しているからです。

 

 

 

一周2kmのクロスカントリーコースを備え充実したトレーニング環境を誇る「水上スカイヴィレッジ」や、低酸素トレーニングが可能な「サクラヴィレッジ」、そして一周約13kmの「市房ダム湖畔コース」が整備されており、ランナーたちに最適なトレーニング環境を提供しています。

近年では東京オリンピックマラソン代表の一山麻緒選手など強豪選手が集う「奥球磨ロードレース」大会も開催されており、全国のランナーから注目を集める水上村。このランナーの聖地とも言える水上村で、aileランニングクラブ・ジュニアクラスの合宿を行いました。

 

合宿の日々とトレーニングの様子

◆理想的な環境でのトレーニング

水上村での練習は、自然の中で厳しくも充実したトレーニングが実施されました。スカイビレッジでは、標高1000mに位置するクロカンコースを利用。アップダウンのある芝生のコースは雨に濡れて滑りやすくなり、走りにくい状況でしたが脚力の強化に役立ちました。

 

脚への疲労が溜まり始めた頃にはサクラヴィレッジを利用。低負荷で高強度のトレーニング環境を作り出すことができる低酸素ルームや、高酸素ルームでの疲労回復を通じて、効果的にトレーニングと身体のケアを行いました。

 

◆生活態度の重要性とその影響

走力の向上だけでなく、生活態度や日常での競技意識向上も合宿の重要な目的でした。 藤井コーチは「練習は順調でも結果が出ない選手の多くは、日常生活に問題があることが多い」と強調します。 生活態度が悪かったり競技への意識が低い選手は、試合やここぞという場面で我慢ができなかったり、自分への甘えが出てしまい力を出し切れずに終わってしまいます。そのため合宿では礼儀はもちろん、洗濯、部屋の整理整頓など自分で身の回りの環境を整えることや、雨天時には速乾性の高いItoiXのソックスを履いてマメ対策や練習後のセルフケアの指導をして怪我予防への意識向上をさせる、など練習会以外での競技に繋がる意識改革に努めています。


◆宿泊施設と栄養満点の食事

宿泊した「民宿 山水」では、地域の食材を活かした栄養バランスの取れた食事「スポーツ飯」を提供して頂きました。大手食品メーカーの株式会社明治と熊本保健科学大学が共同で考案したスポーツ飯は、成長期の選手達の身体を作る栄養源となるだけでなく、地元のヤマメやジビエ料理は厳しいトレーニングの心と身体を疲れを癒やすのに役立ちました。

 

合宿の成果と総括

◆ロードレースで表彰台を独占

合宿の締めくくりとして参加した「花より団子マラソン」3kmの部門では、aileランニングクラブの選手が4位までを独占。練習の一環として参加したレースではありましたが、多くの選手が満足の行く結果を残すことができました。

 

◆合宿の総括

〈藤井コーチ〉

レースの結果は素晴らしかったですが、生活態度について改善点が多く感じられ、私から厳しく指導する場面も多くありました。今回の合宿では駅伝強豪校である、大牟田高校との合同練習をさせていただきましたが、その中で競技力だけでない「強豪校の強さの理由」を肌で感じることができたと思います。その経験を胸に選手たち自身が速さだけではなく、より強くなれるかを日々考え、実践していくとこを期待してます。 また、合宿もそうですが保護者の方々やその他周りでサポートしてくれている方への感謝の気持ちを日々持って陸上競技へ真摯に取り組んでいってほしいと思います。

 

 

 

水上村での恵まれたトレーニング環境と地域全体でのサポートに感謝し、aileランニングクラブでは今後も選手たちの可能性を引き出すために努力を続けていきます。




aileランニングクラブの情報を発信しています。 よろしければフォローをお願いいたします!

 

 

 

 

 

執筆担当

人気記事

Net Orders Checkout

Item Price Qty Total
Subtotal ¥0
Shipping
Total

Shipping Address

Shipping Methods